ホワイトファー（ベイモミ）

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ホワイトファー（ベイモミ） | 木材辞典

北アメリカ材　モミ属（マツ科）

■別名

シルバーファー、バルサムファー、ホワイトバルサムバスタードパイン

■産地

ファー類モミ属は北半球の温帯地方に広く分布しており、涼しくて湿気の多いところによく生育するといわれています。北アメリカではカナダBC州からカリフォルニア州に至る太平洋沿岸に主に分布しています。

■用途

無味無臭で色が淡い点を利用して食品類の箱材に使われるほか、建築、建具など広い用途で利用されている木材です。耐久性や虫害にやや難があるため、地面に接しての利用には向いていません。

■色調

心材と辺材の差は明らかでなく、全体に白色から淡褐色をしています。鮮明で均一な年輪を持った木材です。

■材質

木目は直通です。木の硬さは軽軟で加工が行いやすい木材です。耐朽性は低いため、使用目的に関して考える必要があります。乾燥すれば無味無臭になります。
●気乾比重：0.48

耐久性	耐水性	防虫性	強度	加工性	塗装	重さ	高級感
△	○	○	△	○	◎	普通	○