◎予め知っておきたい無垢フローリングの性質(3)


●エアコン・温風による乾燥に注意しましょう。

木材には、水分を吸収、放出する機能があり、水分量を調整することにより、室内の湿度を調整しています。

水分の吸収・放出する際に、木は伸縮します。
過度な乾燥と湿潤を繰り返していると、フローリングに反りやすき間などが生じる場合があります。

電気カーペットや温風ヒーターなどは、温風や熱が直接フローリングに当たらないようにマットを敷くなどをし、長時間、直接暖めないように配慮する必要があります。

エアコンの暖房を使用する際にも、長時間使用し続けると乾燥し過ぎるので、時々使用を止め、加湿器などで適度な湿気を補うようにしましょう。

木が乾燥して小さなヒビが入ったり、歩くと多少の軋みが出ることは特別なことではありません。
小さなヒビに関しては、機能的には問題がないので安心して使用できます。

少しの気配りで、長く付き合えるフローリングになります。
共に暮らすパートナーとして、小さな心づかいを忘れずに。