■３層（複合）フローリングと単層（無垢）フローリング【フローリングの種類】

2013年10月25日 · by admin · in 豆知識

表面を見ると同じようにように見えるフローリングでも、その構造は２種類に分けられます。

●３層（複合）フローリング

合板などのバック材（基材）、コア材に、化粧単板を貼ったフローリングです。反りや縮みなど狂いが少ないため施工性も良く、無垢では難しい幅広サイズが可能など機能性やデザインのバリエーションも豊富です。

表面には厚挽き板を使用することで、木目も美しく無垢材の質感を楽しむことができ、床暖房対応など機能性にも優れています。

３枚の板を張り合わせて１枚の板にするということで、加工に手間はかかりますが、品質にばらつきが少なく、施工性に優れています。

●単層（無垢）フローリング

一般に無垢（ムク）と呼ばれるフローリングです。天然木そのままですので、木本来の風合いが表現されています。

単層（無垢）フローリングは天然木の風合いや質感を味わえます。

木の持つ特徴がそのまま現れるので、伸びや縮みで、突き上げやすき間が生じることも起こる可能性があります。

最近では、高級感や自然志向、健康志向などから単層（無垢）フローリングを好む方も増えてきています。