カリンについて
・カリンの用途
重構造材、建築材、車輌材、特に羽目板、床材などに用いられている木材です。他にも家具類、器具類などに広く愛用されています。木の樹液は染料の原料として用いられています。銘木として取り扱われています。
・カリンの色調
辺材は灰白黄色でやや厚く、心材は明赤色から暗色の縞を伴った暗い煉瓦赤色をしています。
・カリンの材質
木目はやや交錯、または波状で、肌目は中くらい、光沢があり磨くと美しくなります。堅く重い木材ですが、加工は比較的容易です。乾燥が遅く、じっくり乾かさないと狂いが生じやすい木材です。鋸屑などの水浸出液が多く、蛍光現象を現わすことで知られており、製材人の鼻や目を刺激します。
カリン リフォーム框(かまち)の商品仕様
自然塗装
天然の素材(植物性油脂や天然樹脂など)を主原料としたオイル成分を木に含侵させることで潤いと艶を与える塗装方法です。木の持つ温もりをそのままに、木本来の質感や表情を楽しめます。フローリングを保護しながらも、木の呼吸を妨げないので、無垢材特有の調湿機能や手触りを損ないません。自然な色や艶で木の魅力を一層引き立ててくれます。色合いや風合いを変えることもできます。
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自然塗装に関する注意事項自然塗装とはオイル成分を木に含侵させる塗装方法で、質感や表情を楽しむためのものだとお考えください。UV(ウレタン)塗装は木の表面に塗膜を形成する塗装方法で、その塗膜が保護膜となり、汚れを付着しにくくします。塗膜を形成しない自然塗装は水分や油の飛び跳ねから完全に保護するものではありません。水分や油の飛び跳ねが発生した場合、直ぐに拭き取らず放置していると染みの原因になる場合があります。キッチンや脱衣所など水周りでの使用には十分な注意が必要です。使用環境、自然塗装の特性をご理解の上ご使用ください。
ウレタン塗装
ウレタン塗装は、ウレタン系が主成分の塗料で木の表面に塗膜を作る塗装方法です。
表面に薄くても強度が高い塗膜を作るため、傷や汚れが付きにくく、撥水性にも優れているので、普段のお手入れが楽になります。
表面に塗膜を作るため木材の肌触はなくなりますが、光沢、高級感があります。
耐磨耗性、耐薬品性、耐溶剤性や耐熱性にも優れています。
無塗装
塗装を施さない最も「自然」なフローリングです。
木の温もり、肌触りや質感などを強く感じることができます。
反面、キズや汚れなどがつきやすいのが欠点です。