オーク (ブナ科コナラ属:落葉広葉樹) 原産国:アメリカ
硬く耐久性に優れた材質と高級家具にも使用される上質な仕上がり面。独特の存在感を持つ木目や木肌で人気の樹種。

オークはブナ科コナラ属の総称で、日本語では、楢(ナラ:落葉樹)または、樫(カシ)と言われますが、楢を指すのが一般的です。樫と呼ばれるようになったのは、明治時代の翻訳家の思い込みからの誤訳との説があります。
辺材は淡黄白色、心材は淡黄褐色をしており、木目は通直で比較的はっきり現れ、環孔材のため肌目は粗くなっています。しばしば、柾目面に「斑」と呼ばれる独特の模様があり、個性的な表情を見せてくれます。大きく虎の毛のような斑点模様に見えるものを「シルバーグレイン(虎斑/銀杢)」と呼んでいます。
材自体は比較的硬いので加工には手間がかかりますが、仕上がりは良く、耐久性に優れています。
堅く耐久性があるため、建材としても使われますが、主に高級家具の材料、フローリングなどの内装材などにも用いられます。また、柔軟性があり水を通さないことからウイスキーやブランデー、ワインの貯蔵樽としても利用されています。
樺(カバ/バーチ) (カバノキ科カバノキ属:落葉広葉樹) 原産国:ロシア、中国北部
樺の持つ独特の優しいホワイトカラーは、老若男女問わずたくさんの方に好まれる色合い。上品で柔らかな空間を演出します。

カバノキ科に属し、植物学的には「桜」とは関係ありませんが、色目と木目が似ていることから「樺桜」とも呼ばれています。
木目は通直、肌目は緻密で上品な風合いがあります。艶のあるこぶや縮み杢のような照りがあるのも特徴です。耐朽性にやや劣る面がありますが、比較的、重い材で、曲げ強さや、圧縮強さ、耐衝撃性などに優れており、加工性もよく、全体に欠点が少ない材です。
主な用途としては、フローリング等の床材、建具材、羽目板、造作材、洋家具、ベニヤ材など多岐に渡ります。加工性と接着性の良さから民芸品などでも多く用いられています。
西南桜 (カバノキ科:落葉広葉樹) 原産国:中国西南部
西南桜の主張しない木肌や木目、淡いピンク色が柔らかな雰囲気を創り出し、優しく包み込んでくれる空間を演出します。

産地から「西南桜」と呼ばれ、「西南樺桜」、「西南樺」、「シルバーチェリー」、「チャイニーズチェリー」、「チャイニーズバーチ」、「チャイニーズアルダー」とも呼称されています。色調や木目の感じが似ていることから「桜」と称されていますが、樺の仲間です。
辺材は乳白色、心材は山桜に似た淡い紅褐色です。1本1本、材の色合いが様々なので、板の色合わせは難しくなります。木肌は緻密で、加工性、塗装性に優れています。オイル仕上げを行うと木目が浮きあがり、しっとりとした艶が得られます。
耐摩耗性、柔軟性にも優れており、フローリング等の床材の他に家具材、内装材、楽器、ツキ板などにも用いられています。
楢(ナラ/オーク) (ブナ科コナラ属:落葉広葉樹) 原産国:ロシア、中国北部
力強い木目ながら、柔らかな雰囲気を醸し出す。日本の住宅に最も多く愛用され、スタイルを選ばない万能樹種。

「ドングリのなる木」として親しまれています。
心材の色は暗灰褐色、辺材は灰白色で、境界は明瞭です。まれに柾目面の樹心から樹皮に向かって、虎の毛の模様に似た「虎斑(とらふ)」という文様ができるのも特徴です。育った環境の影響を受けやすいため、材質に差が出ることがあります。
緻密で光沢がある木肌、木目を活かしたフローリングや、窓枠、階段、手すり、ドアなどの造作材などに用いられています。
独特の存在感を持つ風合いを活かした高級家具も有名です。
ハードメープル (カエデ科カエデ属:落葉広葉樹) 原産国:カナダ
明るくクリーミーホワイトの木肌と優しい木目、「真珠」のような光沢を持ったその姿は上品な清涼感を感じさせます。

樹液からメープルシロップが作られることや、葉がカナダ国旗のデザインに使用されていることでも有名です。
辺材は淡い灰白色、心材は灰色を帯びた黄褐色で、材質は重硬、肌目は緻密です。
水分を多く含むため、乾燥には手間と時間がかかり、扱いには注意が必要になります。
加工はやや難しいですが、つや出し加工で美しく仕上がり、緻密な木目や絹糸のような光沢を持った上品な木肌が表れます。
まれに「鳥目杢(バーズアイ)」と呼ばれる小鳥の目のような斑点が木目の中に表れることがあり、非常に稀少性の高い材として取引されています。
欧米では古くから家具などに使用され、現在も高級な家具材、楽器材に用いられています。
衝撃性に強い強靱な材質から、床材やボーリングのレーンやピンの素材としても使用されています。
ビルマチーク (クマツヅラ科チーク属:落葉広葉樹) 原産国:ビルマ(ミャンマー)
ヨットや豪華客船のデッキに使用される世界三大銘木の最高級材。
良質なチークの産地であるビルマ(ミャンマー)産にこだわり、
さらに厳選することで得られた他産地のチークとは一線を画す上質な仕上がり。
光沢があり、上品な風合い。そして、時の流れとともに、美しいアメ色に変化してゆくのも魅力。
使い込むほどに深みが増していく高級感溢れる味わいをご堪能下さい。

チークは、ビルマ(ミャンマー)、ベトナム、インドネシアなどの東南アジアに分布していますが、最も風格があり、貴ばれているのがビルマ(ミャンマー)産のチークで、世界の最高級材のひとつとされています。
心材の色は金褐色、辺材は黄白色で、時に濃色の縞模様を有するものもあります。年月が経るごとにロウ状の成分が材面に染み出ることで、色の深みが増し、落ち着いた「アメ色」に変化します。木目は通直、肌目は粗く、木質は重硬で強いです。加工性もよく、美しく仕上がります。耐水性、耐久性に優れ、ヨットや豪華客船のデッキに用いられています。他にも家具材、キャビネット材、屋内装飾材、床材、彫刻材など幅広く用いられています。現在は自然保護のため伐採禁止になっている所が多く、希少性がさらに高まっています。
ブラックウォールナット (クルミ科クルミ属:落葉広葉樹) 原産国:アメリカ
世界三大銘木のひとつとされるブラックウォールナット。
数あるウォールナット(クルミ)の中でも、アメリカ産ブラックウォールナットにしか出せない「木の王様」と称されるその風格。
産地を限定し、良質な材をさらに厳選いたしました。
黒褐色の重厚感ある色合いと独特の木目のバランス。その落ち着いた深みのある表情は、高級感ある大人の雰囲気を演出します。

世界に200種以上あるウォールナット材の中でも、アメリカ産のブラックウォールナットは、最高ランクの評価を得ています。
辺材は乳白色から灰紫色、心材は紫色を帯びた薄褐色から濃褐色です。濃淡の縞が現れることも多く、木目は不規則に交錯し、美しいデザインを創り出しています。木肌はやや粗いですが、艶出し加工で美しく仕上がります。木材の多くは日に当たると色が濃くなる傾向にありますが、逆にブラックウォールナットは色が薄くなります。木質はやや重硬で、狂いが少なく、加工性も良く、釘打ちやネジ、接着の強度が保たれます。
木目が美しいため、古くから高級家具材や工芸用材として用いられています。衝撃に強くパネル材、楽器材などに利用されています。
ブラックチェリー (バラ科サクラ属:落葉広葉樹) 原産国:アメリカ
時を共に深みを増す、華やかな色合いと光沢。
きめの細かい木肌、なめらかな肌触り、優しい木目、そして経年変化が、上質な空間を創り続けます。

北米大陸の約30品種あるサクラ類の中でも、人気があり、最高級の木材のひとつとしてされています。
辺材は黄白色から乳白色、心材は淡い紅褐色から濃い紅褐色をしています。削り立ての心材は明るい琥珀色ですが、時が経つにつれ艶と色が深まり、美しさを増していきます。
心材は耐久性があるが、辺材は虫害に弱く、「ガムポケット」と呼ばれる樹脂痕による黒い斑点や筋状の模様が材面に入るのが特徴です。
加工は容易で、乾燥すると強い材料となり、大変美しい仕上がりを得るができ、家具材、キャビネット、パネル材、ドア、楽器、モールディング材などに用いられています。
木には直径1cm程の果実「アメリカンチェリー」が実り、赤から黒く熟し、食用になります。
ウエスタンレッドシダー(米杉) (ヒノキ科ネズコ属:常緑針葉) 原産国:アメリカ
ウエスタンレッドシダー(米杉)は、耐久性と美しさを兼ね備え、自然が創った色の濃淡のデザインを楽しめます。
針葉樹の中で最も耐久性が高いと言われ、寸法安定性が高く、防虫効果もあるのでウッドデッキ材として適した材です。

「ベイスギ」と呼ばれていますが、日本のネズコと同属のヒノキの仲間。
心材は赤褐色から暗褐色、辺材は近白色で色の違いはハッキリしています。耐水性・耐腐性が高く、加工性・断熱性能にも優れており、軽く、扱いやすい木材です。
耐久性は高いが、軽軟であるため構造的な用途には不向きです。主な用途として、建具、内装材、張天井板に用いられています。
近年では、水に強い性質を活かし、ウッドデッキなどのエクステリア材として注目を集め、人気を得ています。
ウリン (アイアンウッド・ビリアン) (クスノキ科:常緑広葉樹) 原産国:インドネシア
ウリンは、昔からヨーロッパ各地で鉄の木(アイアンウッド)と呼ばれ親しまれてきた耐久性と強度を保持する超硬質木材です。長年ほとんどメンテナンスの必要がなく、見た目の色味と重厚感、高級感があるウッドデッキ材です。

“アイアンウッド”と呼ばれるように非常に重く、硬く、抜群の耐久性を持っています。材質が安定していて、割れ、反り、曲がり等の狂いが少ないのも特徴です。ポリフェノールを多量に含有しているため、虫害にも強く、耐腐性にも優れていますが、樹液が染み出し周辺に色を着けてしまう可能性があります。心材は濃い暗褐色で、辺材は黄褐色、肌目は精で、木目は通直ないしやや交錯しています。
保存性の高い性質を利用して、浮桟橋や橋梁、ウッドデッキなどエクステリア材、船舶材、床材などに幅広く使用されています。
現地では100年耐える木として伝えられ、欧米諸国では高い評価を得ている木材です。
セランガンバツ (バンキライ・バラウ) (フタバガキ科ソレア属:常緑広葉樹) 原産国:インドネシア
セランガンバツは、硬く重く、とても耐久性が高い木材です。加工性も良いため、ヨーロッパやオーストラリア、ニュージーランド等でもデッキ材として人気が高い木材です。 公園や病院などの公共施設にも数多く利用されています。

産地国によって「セランガンバツー(インドネシア)」、「バラウ(マレーシア)」、「バンキライ(インド)」、「ヤカール(フィリピン)」と呼名が異なります。
インドネシアでの呼称「バツー」は石を意味し、石のようにとても硬いことを表しています。非常に重く、硬く、強く、耐久性に優れています。反面、切削などの加工は難しくなります。
心材の色は黄褐色または濃赤褐色、辺材は淡黄色で境界は明瞭で、木目は交錯、肌目はやや精です。
重構造材、橋梁材、土台、枕木、造船材、車輌材、敷居、ウッドデッキなど強度と耐久性を必要とするところに用いられています。
Lumber Walk(ランバー・ウォーク)では、フローリングの品質の基準をグレード分けをし、 木材の品質の維持・管理しております。
グレードは、木の表情や雰囲気を表現したものです。
基準は、カスリ、節、白太、色ムラの度合いによって定められますが、樹種によってそれぞれ特徴や表情が異なる為、基準は樹種ごとに違ってきます。
また、フローリングは一枚ごとに木肌も異なりますので、下記に全てが当てはまらない場合がある事をご理解下さい。
木の持つ表情、雰囲気は様々です。ご自身の好みに合った材を選んで頂くことが大切です。